「Scratchを始めたいけど、アカウントって作らないとダメ?」

「子どもの名前やメールアドレスを登録して大丈夫かな?」

子どもとScratch(スクラッチ:ブロックを組み合わせてゲームやアニメを作る、子ども向けの無料プログラミング)を使い始めるとき、保護者が最初に迷うのがアカウント登録です。

この記事では、Scratchアカウントが必要かどうか・登録に必要なもの・手順・そして子どもと使うときに親が気をつけたいことを、保護者向けにまとめます。


そもそもアカウントは必要?

実は、Scratchはアカウントがなくても遊べます。サイトを開けば、世界中の作品で遊んだり、自分でブロックを組んで作品を作ったりできます。

ではアカウントを作ると何ができるのか。大きく2つです。

  • 作品をネット上に保存できる:アカウントなしだと、作った作品をScratchのサイト上には保存できません(パソコンにファイルとして保存することはできます)。アカウントがあれば、サイト上に保存され、別の日や別のパソコンからでも続きを作れます
  • 作品を「共有(公開)」できる:自分の作品を世界に見せたり、他の人の作品をまねして作り直したり(リミックス)できます

「作って保存して、また続きをやりたい」と思い始めたら、アカウントを作るタイミングです。料金はかかりません。すべて無料です。


登録の前に準備するもの

登録を始める前に、次の2つを用意・相談しておくとスムーズです。

  • 保護者のメールアドレス:子ども(13歳以下)が登録する場合は、保護者のメールアドレスを使います。パスワードを忘れたときの再設定や、お知らせの受け取りに使われます
  • ユーザー名のアイデア:Scratchで表示される名前です。他のユーザーからも見えるので、本名は使いません

ユーザー名には、次のルールがあります。

  • 3〜20文字
  • 使えるのは半角の英数字(a〜z、A〜Z、0〜9)・ハイフン(-)・アンダースコア(_)
  • 日本語(ひらがな・漢字・カタカナ)は使えません

子どもの好きな動物や食べ物などを組み合わせると、本名を避けつつ覚えやすい名前になります。


アカウント登録の手順

手順

  1. Scratchのサイト(scratch.mit.edu)を開き、画面右上の「Scratchに参加」をクリックする
  2. ユーザー名パスワードを決めて入力する(パスワードはもう一度入力して確認します)
  3. 国(住んでいる国)を選ぶ
  4. 生まれた年と月を選ぶ(年齢の確認に使われます。他のユーザーには公開されません)
  5. 性別を選ぶ
  6. メールアドレスを入力する(13歳以下なら保護者のメールアドレス)
  7. 最後に「アカウントを作成する」を押すと、登録完了です

入力する順番は画面の案内に従えば迷いません。生まれた年月・性別・メールアドレスといった情報は、年齢確認や本人連絡のために使われるもので、プロフィールとして他の人に見えるわけではありません。


メール認証で「共有」を使えるようにする

登録が終わると、入力したメールアドレスに確認メールが届きます。

このメールの中にある「アカウントを認証する」というボタン(またはリンク)を押してください。これで認証が完了します。

認証をすると、次のことができるようになります。

  • 自分の作品を「共有(公開)」する
  • 他の人の作品にコメントする

認証をしなくても、作品を作って保存することはできます。ただし、作品を世界に見せる「共有」には認証が必要です。メールが届かないときは、迷惑メールフォルダも確認してみてください。


子どもと使うときに親が気をつけたいこと

Scratchは子ども向けに作られ、運営による見守り(モデレーション)もありますが、世界中の人とつながるインターネット上のサービスです。次の点を、登録のときに子どもと話しておくと安心です。

ユーザー名・プロフィールに個人情報を入れない

ユーザー名は他のユーザーから見えます。本名・誕生日・学校名・住んでいる場所などはユーザー名や自己紹介に書かないようにします。

パスワードは親が管理する

パスワードは、ほかのサービスと使い回さないものにします。低学年のうちは、保護者が控えて管理しておくと安心です。

「共有」は世界に公開されること

作品を「共有」すると、世界中の人が見られる状態になります。これは悪いことではありませんが、「共有しない(自分だけで楽しむ)」という選び方もあることを伝えておきましょう。

コメントのやり取りについて話しておく

他の人とコメントでやり取りできます。知らない人とのやり取りに不安があれば、最初は共有を控える、コメントを一緒に確認するなど、家庭のルールを決めておくとよいです。


まとめ

  • Scratchはアカウントなしでも遊べる。「保存」と「共有」をしたくなったら作るタイミング(無料)
  • 子ども(13歳以下)の登録には、保護者のメールアドレスを使う
  • ユーザー名は本名を避け、半角英数字3〜20文字で決める
  • 登録後は確認メールの「認証」を押すと、作品の共有やコメントができるようになる
  • ユーザー名に個人情報を入れない・パスワードは親が管理・共有は世界への公開、という3点を子どもと話しておくと安心

関連記事