Scratchのブロックの種類と色の意味まとめ
「ブロックがたくさんあって、どれを使えばいいかわからない…」
Scratch(スクラッチ:ブロックを組み合わせてゲームやアニメを作る、子ども向けの無料プログラミング)を始めると、画面にたくさんのブロックが並んでいて戸惑うことがあります。でも、ブロックは色ごとに仲間分けされているので、色の意味がわかると一気に探しやすくなります。
この記事では、Scratchのブロックの9種類のカテゴリーと色の意味を、一覧でわかりやすくまとめます。6歳の子どもと使ってみてわかった「色で探すコツ」もあわせて紹介します。
ブロックは「色」で仲間分けされている
Scratchのブロックは、画面の左側(ブロックパレット)に種類ごとに並んでいます。そして、それぞれの種類は色で区別されています。
たとえば、青いブロックはキャラクターを「動かす」もの、むらさきのブロックは「見た目」を変えるもの、というように、色を見れば「これは何の仲間か」がだいたいわかります。
つまり、ブロックの名前(漢字や英語)を全部読めなくても、色で見当をつけて探せるということです。これは、文字がまだ読みきれない小さな子どもにとって、とても助かるしくみです。
ブロック9種類のカテゴリーと色の一覧
Scratchの基本のブロックは、次の9種類に分かれています。色と「どんなことをするブロックか」を一覧にまとめました。
| 色 | カテゴリー | どんなブロック? |
|---|---|---|
| 青 | 動き | キャラクター(スプライト)を動かす・回す・場所を変える |
| むらさき | 見た目 | 大きさや色、コスチューム(見た目)を変える・しゃべらせる |
| ピンク | 音 | 音や効果音を鳴らす・音量を変える |
| 黄色 | イベント | 「旗が押されたら」など、プログラムが動き出すきっかけ |
| オレンジ | 制御 | 「ずっと繰り返す」「もし〜なら」など、動きの流れを決める |
| 水色 | 調べる | 「〜に触れた?」など、ぶつかったか・キーが押されたかを調べる |
| みどり | 演算 | たし算や「大きい・小さい」を比べる計算をする |
| こいオレンジ | 変数 | 得点などの数を覚えておく「変数」を作る・使う |
| 赤ピンク | ブロック定義(マイブロック) | 自分だけのオリジナルのブロックを作る |
※「スプライト」とは、Scratchで動かすキャラクターや絵のことです。「コスチューム」はそのスプライトの見た目のことです。
色が似ているものもあります(たとえば「音」のピンクと「マイブロック」の赤っぽいピンク)。迷ったときは、色だけでなくブロックに書かれた文字も見てみると確かめられます。
「制御」と「イベント」はゲームづくりの要
9種類の中でも、ゲームやアニメを作るときに特に活躍するのが「イベント」と「制御」です。少しだけ補足します。
- イベント(黄色):プログラムの「スタートの合図」です。「緑の旗が押されたとき」「このキャラがクリックされたとき」など、何をきっかけに動き出すかを決めます
- 制御(オレンジ):動きの流れをコントロールします。代表的なのが次の2つです
- 「ずっと繰り返す」(ループ):同じ動きを何度も繰り返させる命令
- 「もし〜なら」(条件分岐):「もしボールに触れたら終わり」のように、条件によって動きを変える命令
この「きっかけ(イベント)」と「繰り返し・もし〜なら(制御)」を組み合わせると、ゲームらしい動きが作れるようになります。
拡張機能でブロックを増やせる
9種類のほかに、Scratchには「拡張機能」というしくみがあります。画面左下のボタンから追加すると、特別なブロックが増えます。
代表的なものに、次のようなものがあります。
- ペン:キャラクターの通った道に線を描く
- 音楽:楽器の音やリズムを鳴らす
- 音声合成:入力した文字をしゃべらせる
- 翻訳:文字を別の言葉に変える
最初から全部使う必要はありません。「線を描きたい」「楽器を鳴らしたい」と思ったときに、必要なものを足していけば大丈夫です。
子どもには「色で探す」が近道だった
ここからは、実際に6歳の子どもと使ってみた記録です。
ブロックの名前には漢字や英語が混ざっていて、6歳がすべてを読めるわけではありません。それでも、子どもは色を手がかりにブロックを探すことができました。
すんなりできたこと:「さっきの青いブロックもう一回さがして」と言うと、たくさんのブロックの中から青い仲間をすぐ見つけられました。色で見分けて、同じ色のブロックを探すのは得意でした。
難しかったこと:似た色のブロック(むらさきとピンクなど)は、最初は迷うこともありました。そんなときは「これは”見た目”の仲間だね」と声をかけながら一緒に確認しました。
気づき:意味や名前を先に覚えさせようとしなくても、「色のかたまり」として捉えるだけで、子どもは十分にブロックを使いこなし始めました。文字を読むのは、興味が出てきてからで遅くありません。
まとめ
- Scratchのブロックは色で仲間分けされていて、色を見れば何の仲間かがだいたいわかる
- 基本は9種類(動き・見た目・音・イベント・制御・調べる・演算・変数・マイブロック)
- ゲームづくりでは「イベント(きっかけ)」と「制御(繰り返し・もし〜なら)」が特に活躍する
- 拡張機能を足すと、ペンや音楽などの特別なブロックが増やせる
- 文字を全部読めなくても「色で探す」だけで子どもは十分に使い始められる
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