Scratchの作品を保存・公開する方法:親子で安全に
「作った作品、ずっと残しておきたい」「おじいちゃんにも見せたい」
Scratch(スクラッチ)でゲームやアニメを作ったら、保存しておけばいつでも続きができます。さらに公開(共有)すると、家族や世界中の人に見てもらえます。完成した作品を人に見せる経験は、子どもの大きな自信につながります。
この記事では、作品を保存する方法と公開する方法を、手順にそって紹介します。あわせて、公開する前に親子で決めておきたい約束ごと(安全面)もまとめました。
※「プロジェクト」とは、Scratchで作る作品(ゲームやアニメ)1つ1つのことです。「リミックス」は、ほかの人の作品をコピーして、自分なりに作り変えることです。記事の中であらためて説明します。
「保存」と「公開」は何がちがう?
似ているようで、意味が大きくちがいます。
- 保存:作品を自分のアカウントの中にしまっておくこと。自分だけが見られます
- 公開(共有):作品をインターネット上に出して、ほかの人も見られるようにすること
つまり、保存しただけでは他の人には見えません。「公開」して初めて、人に見てもらえるようになります。まずは保存から見ていきましょう。
保存と公開には、Scratchのアカウント(ログイン)が必要です。アカウントの作り方はScratchアカウント登録方法:親向けガイドで紹介しています。
作品を保存する方法
Scratchは、ログインした状態で作っていれば、自動的に保存されます。特別な操作はいりません。
それでも「今ここまでを確実に保存したい」というときは、手動でも保存できます。
- 画面上の「ファイル」メニューをクリック
- 「直ちに保存」を選ぶ
これで、その時点の作品が保存されます。作業の区切りごとに「直ちに保存」をしておくと安心です。
ログインしていない状態(アカウントなし)で作っていると、ページを閉じると作品が消えてしまいます。続きを作りたい作品は、ログインしてから作るのがおすすめです。
保存した作品を見つける方法
保存した作品は、いつでも開いて続きを作れます。
- Scratchの画面の右上にある、フォルダのアイコン(「私の作品」)をクリック
- これまでに作った作品が一覧で出てきます
- 開きたい作品の「中を見る」を押すと、編集画面が開きます
子どもと「前に作ったあれ、どこだっけ?」となったときは、まずここを見てみてください。
作品を公開(共有)する方法
作品ができあがって「みんなに見せたい」と思ったら、公開します。
- 作品の編集画面、または作品のページを開く
- 画面上部のメニューバーの中央あたりにある、オレンジ色の「共有する」ボタンを押す(作品名のとなりにあります)
これだけで作品が公開され、専用のURL(アドレス)ができます。そのURLを家族に送れば、Scratchをやっていない人でも、ブラウザで作品を見て遊べます。
公開をやめたくなったら、作品のページから「共有をやめる」を選べば、また自分だけが見られる状態にもどせます。公開はいつでも取り消せるので、覚えておくと安心です。
公開する前に、親子で決めておきたいこと
公開すると、作品は世界中の人が見られる状態になります。楽しいことですが、その前に親子で約束を決めておくことをおすすめします。
- 個人情報を入れない:作品やプロフィールに、本名・学校名・住所・顔写真などを書かない・載せない。ニックネームで楽しみましょう
- 公開は親子で確認してから:何を公開するか、最初のうちは保護者が一緒に見てから決めると安心です
- コメントとの付き合い方:公開した作品には、ほかの人がコメントを書けます。うれしい感想もあれば、そうでないものもあるかもしれません。「いやなコメントが来たら、自分で返さずに大人に見せてね」と先に話しておきましょう
- 人の作品を大切にする:Scratchには、みんなが気持ちよく使うための約束(コミュニティガイドライン)があります。人の作品の悪口を書かない、勝手に自分のものにしない、を一緒に確認しましょう
こうした約束は、これから子どもがインターネットと付き合っていくうえでの、大切な第一歩にもなります。
公開したあとにできること
公開すると、Scratchならではの楽しみが広がります。
- ほかの人が作品に「好き」や「お気に入り」をつけてくれる
- 感想のコメントがもらえる
- 「リミックス」される:あなたの作品をほかの人がコピーして、自分なりに作り変えること。逆に、あなたが気に入った作品をリミックスして学ぶこともできます
「自分の作品に反応がある」という体験は、「次はもっとこうしたい」という意欲につながります。一方で、数字(好きの数など)を気にしすぎないように、「作るのが楽しい」を一番大切にする声かけもしてあげたいところです。
まとめ
- 「保存」は自分の中にしまうこと、「公開(共有)」は人に見せること。どちらもアカウントが必要
- ログインして作れば自動保存される。確実に残したいときは「ファイル」→「直ちに保存」
- 保存した作品は右上の「私の作品」から開ける
- 公開は「共有する」ボタンを押すだけ。URLができて家族にも見せられる。公開はいつでも取り消せる
- 公開前に「個人情報を入れない・親子で確認・コメントは大人に相談」を約束しておくと安心
作品を保存して公開できるようになると、Scratchの世界がぐっと広がります。「作る→見せる→反応をもらう→また作る」の流れが、学びを続ける力になります。
Scratch学習の全体像・今どのあたり?:Scratchは何から始める?6歳の体験で作った学習ロードマップ(この記事は「仕上げて公開」の段階の内容です)
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