Scratchは無料?課金・広告・料金を親がやさしく解説
「Scratchって、無料って書いてあるけど……本当に?」
「あとから課金を求められたり、こっそりお金がかかったりしない?」
無料をうたうサービスほど、親としては少し身構えますよね。わたし自身、システムエンジニアとして「無料のものには何か裏があるのでは」とつい疑ってしまう性格です。
この記事では、Scratch(スクラッチ=ブロックを組み合わせてゲームやアニメを作る、子ども向けのプログラミング)の費用について、
- 本当に無料なのか(結論)
- なぜ無料で使えるのか
- 課金・広告・アプリ内購入はあるのか
- 無料でどこまでできるのか
- Scratch以外でお金がかかること
を、実際に子どもと使ってきた実感をまじえてお答えします。
結論:Scratchは完全に無料
先に結論からお伝えします。Scratchは完全に無料です。
- Scratch(本体):無料(ブラウザ版・オフライン版のどちらも無料)
- ScratchJr(幼児向けアプリ):無料(App Store・Google Playのどちらも無料)
- 有料版・プレミアム版のようなものは、ありません
登録・作品づくり・保存・公開まで、すべて無料でできます。「無料お試し期間だけ」といった仕組みでもなく、途中で有料版への切り替えを求められることもありません。ずっと無料で使えます。
なぜ無料で使えるの?
「無料なら、どこかで元を取っているのでは?」——当然の疑問です。でも、Scratchにはちゃんとした理由があります。
Scratchは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究グループが作った、非営利(お金もうけを目的としない)のプロジェクトです。運営は、寄付や財団の支援でまかなわれています(くわしくはScratch公式サイト)。
- 「もうけるため」ではなく「子どもが学ぶため」に作られている
- だから、利用者からお金を取らない
つまり、「無料だけど、あやしいもの」ではなく「教育のために、あえて無料にしている」のです。ここが分かると、安心して使えると思います。
💡 Scratchは寄付で応援することもできますが、利用するために寄付は必要ありません。「無料なのに運営は大丈夫?」という心配も、寄付や財団の支援で支えられているので大丈夫です。
課金・広告・アプリ内購入はある?
子ども向けサービスで親が心配する「お金まわり」を、ひとつずつ見てみましょう。
- アプリ内課金:❌ ありません(ゲームによくある「〇〇円で強くなる」等はなし)
- 有料アイテム・サブスク:❌ ありません
- 広告:❌ Scratch公式サイトでは、広告が表示されません
子ども向けの無料アプリだと、広告や課金が心配になりますが、Scratchはそのどちらもありません。この点は、親として大きな安心材料でした。
💡 「無料」でも広告だらけ・課金だらけのサービスは多いなか、広告なし・課金なしは、Scratchのうれしい特長です。
「無料」でどこまでできる?
「無料だと、機能が制限されるのでは?」と思うかもしれません。でも、Scratchは無料で、ぜんぶできます。
- ゲームやアニメを自由に作る
- 作った作品を保存する
- 世界中に作品を公開する・他の人の作品で遊ぶ
- ブロックの機能もすべて使える
「無料版は途中まで、続きは有料」——そういう制限は一切ありません。子どもが「もっと作りたい」と思っても、費用の心配なく、どこまでも進めます。
注意:Scratch以外でお金がかかること
Scratch本体は無料ですが、Scratchを使う“まわり”では、お金がかかることもあります。混同しないように、整理しておきます。
| かかるお金 | 内容 |
|---|---|
| 端末・ネット代 | パソコン/タブレット本体、インターネット回線の費用(Scratchの料金ではありません) |
| プログラミング教室 | Scratchを教える教室・スクールは有料のことが多い(通うかは自由) |
| 教材・書籍 | Scratchの解説本・ワークなどは、買えば有料 |
大事なのは、Scratchそのものは無料で、教室や本は「使いたい人だけの、別の選択肢」だということです。まずは無料のScratchだけで、十分に始められます。
親として|「本当に無料?」を確かめた実感
正直に言うと、わたしも最初は「無料」を少し疑っていました。エンジニアの仕事柄、「無料サービスの“その先”」を見てきたからです。
でも、わが家では6歳と4歳がScratch・ScratchJrを使ってきて、一度もお金を払っていません。課金を求められたことも、広告が出たこともありません。
- 作品をたくさん作っても、無料のまま
- 公開しても、無料のまま
- こちらから何かを買う場面は、一度もなし
「無料なのに、ここまでできるのか」——使ってみて、むしろ驚いたくらいです。安心してお子さんに使わせてあげてください。
まとめ
- Scratchも ScratchJrも完全に無料。有料版・プレミアム版はない
- 無料の理由は、MITの非営利プロジェクト(もうけでなく教育のため)だから
- 課金・アプリ内購入・広告は、すべてなし
- 作る・保存する・公開する、すべて無料でできる(機能制限なし)
- お金がかかるのは端末・ネット代、教室、書籍など“まわり”だけ。Scratch本体は無料
「無料」と聞くと身構えてしまいますが、Scratchは安心して使える無料です。費用の心配なく、まずは親子で触れてみてください。お金の不安がないぶん、「やってみたい」に集中できます。
関連記事:
- Scratchは何歳から?4歳と6歳で試した親の体験談(無料の次に気になる「何歳から?」を、実例で解説)
- Scratchってなに?小学生でもできるプログラミングの第一歩(そもそもScratchって何?をやさしく解説)
- Scratchアカウントの作り方|親が安全に登録する手順(無料で作れるアカウントの、安全な登録手順)
- Scratchは危険?安全に使うために親が知ること(無料の次に気になる「安全は大丈夫?」に答えます)